現地時間2日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたターフクラシック招待(3歳上、米G1・芝12f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の2番人気キトゥンズジョイ Kitten's Joy(牡3、米・D.ローマンズ厩舎)が、中団待機から直線早めに先頭に立つと、先に抜け出した1番人気マジストレッティ Magistrettiを2.1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは2分29秒9(良)。さらに3馬身差の3着は5番人気タイクーン Tycoonが入り、ドバイシーマクラシック(首G1)を制したポリッシュサマー Polish Summerは5着、アーリントンミリオン(米G1)制したキックンクリス Kicken Krisは6着に敗れた。

　勝ったキトゥンズジョイは、父El Prado、母Kitten's First(その父Lear Fan)という血統で、叔父にダウンジアイル Down the Aisle(牡11、父Runaway Groom、ユナイテッドネイションズH-米G1)がいる。昨年10月に芝路線へ変更すると、前々走のヴァージニアダービー(米G3)、前走のセクレタリアトS(米G1)に続く重賞3連勝を飾った。通算成績は11戦8勝(うち重賞6勝)。