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凱旋門賞、タップダンスシチー敗れる

  • 2004年10月04日(月) 00時37分
 現地時間3日、仏・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(3歳上、仏G1・芝2400m)は、T.ジレ騎手騎乗のバゴ Bago(牡3、仏・J.ピース厩舎)が中団から差し切り優勝。1/2馬身差の2着にチェリーミック Cherry Mix、さらに1馬身差の3着にウイジャボード Ouija boardが入った。勝ちタイムは2分25秒0(良)。日本から参戦したタップダンスシチー(牡7、栗東・佐々木晶三厩舎)は好位2番手から直線では先頭に並びかけたが馬群に飲み込まれ、17着に敗れた。4着にアクロポリス Acropolis、5着に先手をとった英ダービー(英G1)馬ノースライト North Light。上位5頭まで3歳馬が独占した。

 勝ったバゴ父Nashwan母Moonlight's Box(その父Nureyev)という血統。近親には98年仏グランクリテリウム(仏G1)を制したウェイオブライト(牡8、父Woodman)がいる血統。

 03年8月に仏・ドーヴィル競馬場でのデビュー戦を快勝以来、無傷の6連勝でクリテリウムアンンテルナシオナル(仏G1)、ジャンプラ賞(仏G1)、パリ大賞典(仏G1)などを制覇。続く英インタナショナルS(英G1)でスラマニ Sulamaniの3着、前走のニエル賞(仏G2)でヴァルキシール Valixirの3着に敗れ、ここは人気を落としていた。通算成績は9戦7勝(うち重賞5勝)。

 フランス調教の3歳馬の優勝は昨年のダラカニ Dalakhaniに続き2年連続。83回の歴史の中で、3歳馬の優勝は51勝目、フランス調教馬の優勝は65勝目となった。鞍上のT.ジレ騎手、管理するJ.ピース調教師ともに凱旋門賞は初制覇。ジレ騎手は昨年のエリザベス女王杯(G1)、ジャパンC(G1)で来日しタイガーテイル Tigertailに騎乗、エリザベス女王杯では10番人気ながらアドマイヤグルーヴスティルインラブの3着に入っている。

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