30日、京都競馬場で行われた萩S(2歳OP、芝1800m)は、
熊沢重文騎手騎乗の2番人気
テイエムヒットベ(牡2、栗東・五十嵐忠男厩舎)が好スタートから先頭に立つと直線では後続を突き放し、後方から追い込んだ1番人気
ヴァーミリアンの追撃を1/2馬身差退け快勝した。勝ちタイムは1分48秒6(良)。さらに3.1/2馬身差の3着に内を伸びた3番人気
セイウンビバーチェが入った。
勝った
テイエムヒットベは、
父ヘクタープロテクター、
母ワカセイウン(
その父ホリスキー)という血統の九州産馬。叔父は現4勝の
テンジンオーカン(牡5、美浦・松山康久厩舎、
父オペラハウス)、近親には香港国際C(香G2)や96年
中山記念(G2)などを制した
フジヤマケンザン(牡16、
父ラッキーキャスト)がいる。7月17日の新馬戦除外後、8月22日のデビュー戦(小倉・芝1200m)で4着。未勝利ながら連闘で
ひまわり賞(2歳OP、小倉・芝1200m)に出走し2着に好走。その後の未勝利戦(阪神・芝1600m)も2着に惜敗し、10日の前走(京都・芝1800m)で初勝利を挙げていた。通算成績は5戦2勝。