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伏兵タマモホットプレイ、豪快に差し切り

  • 2004年10月30日(土) 15時50分
 30日、京都競馬場で行われたスワンS(G2・芝1400m)は、本田優騎手騎乗の10番人気タマモホットプレイ(牡3、栗東・南井克巳厩舎)が、道中後方待機から直線外に持ち出すと、中団追走から先に抜け出した5番人気マイネルソロモンをアタマ差し切って優勝した。勝ちタイムは1分21秒9(良)。さらにクビ差の3着には1番人気メイショウボーラーが入り、3連単は170,060円の高配当になった。2番人気に支持されたシーイズトウショウは、3角過ぎから内を突いたが直線伸びず6着、3番人気に支持されたギャラントアローは逃げ粘れず14着にそれぞれ敗れた。

 勝ったタマモホットプレイは、父フジキセキ母ホットプレイ(その父ノーザンテースト)という血統で、従妹にJRA現3勝のセノエダイナ(牡3、栗東・目野哲也厩舎、父ジェイドロバリー)がいる。牝系はサッカーボーイ(父ディクタスマイルCS-G1)、ステイゴールド(父サンデーサイレンス香港ヴァーズ-香G1)、レクレドール(牝3、栗東・池江泰郎厩舎)などと同じ出身になる。デビュー2連勝で迎えた今年のシンザン記念(G3)で2着に好走するも、その後のクラシック戦線では不振が続く。距離短縮で挑んだ青函S(OP・芝1200m)で久しぶりの勝利を飾ったが、前走のスプリンターズS(G1)では8着に敗れていた。今回の勝利が重賞初制覇で、通算成績10戦4勝。3歳馬の勝利は昨年のギャラントアローに続き2年連続で、近10年では95年ヒシアケボノ、96年スギノハヤカゼ、97年タイキシャトルに続き、計5勝となった。

 鞍上の本田優騎手はマイソールサウンドで制した京都金杯(G3)、マイラーズC(G2)、チアズメッセージで制した京都牝馬S(G3)に続き今年JRA重賞4勝目。通算では22勝目。管理する南井克巳調教師はウイングアローで制した00年ジャパンCダート(G1)以来、JRA重賞2勝目となった。

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