今年の仏2000ギニー(仏G1)などG1・3勝を挙げたアメリ
カンポスト
American Post(牡3、仏・C.ヘッド厩舎)が、後脚の飛節に問題が発生したため現役を引退することになった。今後は種牡馬入りする予定だが、繋養先など詳細は未定。
アメリ
カンポストは、
父Bering、
母Wells Fargo(
その父Sadler's Wells)という血統。7月に
ドーヴィル競馬場で行われたデビュー戦(芝1200m)こそ2着に惜敗したものの、2戦目で勝ち上がると、仏グランクリテリウム(仏G1)で4馬身差をつけて初G1制覇。続くレーシングポストT(英G1)も制して勢いが加速すると、準重賞、
フォンテンブロー賞(仏G3)と勝ち星を重ね、6連勝で仏2000ギニーを制した。英ダービー(英G1)ではノースライト
North Light(牡3、英・M.
スタウト厩舎)の6着に敗れており、ムーランドロンシャン賞(仏G1)10着が最後のレースとなった。通算成績9戦6勝。