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JBCクラシック、アドマイヤドン3連覇達成

  • 2004年11月03日(水) 20時24分
 3日、大井競馬場で行われたJBCクラシック(3歳上、交流G1・ダート2000m、1着賞金1億円)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)アドマイヤドン(牡5、栗東・松田博資厩舎)が道中好位追走から4角で徐々に進出すると、道中3番手を追走した6番人気アジュディミツオーとの叩き合いを3/4馬身差制し、同レース3連覇を達成。勝ちタイムはレコードタイムとなる2分02秒4(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着には後方待機策から直線追い込んだ3番人気タイムパラドックスが入り、2番人気に支持されたナイキアディライトは道中2番手追走も直線伸びずに9着に敗れている。

 勝ったアドマイヤドン父ティンバーカントリー母ベガ(その父トニービン)という血統。母はオークス桜花賞(共にG1)を勝った2冠牝馬で、半兄は先日急死した99年ダービー馬アドマイヤベガ(父サンデーサイレンス)。

 同馬はデビューから無傷の3連勝で01年の朝日杯フューチュリティS(G1)を制しG1初制覇。クラシック戦線では勝ち星を挙げられなかったが、ダート路線に転向するとJBCクラシックを圧勝。03年はマイルCS南部杯(交流G1)、JBCクラシックを制し、ジャパンCダート(G1)では2着に敗れたもののJRA最優秀ダート馬に輝く。今年はフェブラリーS(G1)を単勝130円という圧倒的1番人気で勝利すると、3月にはドバイワールドC(首G1)に遠征するも8着敗退。ドバイ帰りとなった帝王賞(交流G1)でG1・6勝目を挙げており、前走マイルCS南部杯ではユートピアの2着に惜敗していた。通算成績20戦10勝(うち地方6戦5勝、重賞8勝)。

 なお、JRA、交流共に同一G1の3連覇は史上初。G1・7勝(朝日杯フューチュリティS、フェブラリーSJBCクラシック-交流G1・3回、マイルCS南部杯-交流G1、帝王賞-交流G1)は、シンボリルドルフ(牡23、父パーソロン)、テイエムオペラオー(牡8、父オペラハウス)に続き史上3頭目の快挙となる。

 鞍上の安藤勝己騎手はアドマイヤドンで制した昨年に続き同レース2連覇、管理する松田博資調教師はアドマイヤドンで制した02年、03年に続き同レース3連覇。

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