02年の
JBCスプリント(交流G1)など重賞6勝を挙げた
スターリングローズ(牡7、栗東・北橋修二厩舎)が、11日付けで登録を抹消、現役を引退することになった。今後は北海道平取町二風谷軽種馬共同育成センターで種牡馬になる予定。
スターリングローズは、
父アフリート、
母コマーズ(
その父Danzig)という血統で、全姉には4歳牝馬特別・西(G2)、4歳牝馬特別・東(G2)を制した
ゴールデンジャック(牝13、
父アフリート)が、甥には
京都金杯(G3)など重賞2勝を挙げている
サイドワインダー(牡6、栗東・北橋修二厩舎、
父トニービン)がいる。
デビュー2戦目で勝ち上がった
スターリングローズは、4戦目で2勝目を挙げた後は芝の中距離を中心に使われるものの勝ちきれず、ダートに戻った
愛宕特別(3歳上900万下)で3勝目。その後涼秋S(3歳上1600万下)を4馬身差圧勝しOP入りすると、
プロキオンS(G3)、
シリウスS(G3)と重賞を連勝。
マイルCS南部杯(交流G1)7着後臨んだ
JBCスプリント(交流G1)で初G1制覇を飾る。休養明けの
かきつばた記念(交流G3)2着後、
かしわ記念(交流G2)、
プロキオンSと再び重賞を連勝したものの、その後は勝ち星から遠ざかっており、
JBCスプリントに向けて調整中だった10月8日には放馬してしまい車に激突するという事故にあっていた。通算成績40戦14勝(地方8戦3勝)。