5日、10月20日に荒尾競馬場で行われたかんなづき特別(ダート1500m・1着賞金40万円)で現役復帰(2着)した
ダンツフレーム(牡6)が、当初の予定通り荒尾・宇都宮徳一厩舎から浦和・
岡田一男厩舎へ転厩した。
ダンツフレームは、
父ブライアンズタイム、母インタ
ピレネー(
その父サンキリコ)という血統。00年に栗東・山内研二厩舎から函館(ダート1000m)でデビュー(2着)。2戦目(ダート1000m)で勝ち上がり、01年
アーリントンC(G3)で重賞初制覇を飾る。
皐月賞、
日本ダービー(共にG1)で2着に好走し、翌年の02年
安田記念(G1)2着後、
宝塚記念を1番人気に応えて初G1制覇を達成した。翌03年には
新潟大賞典(G3)を制したものの、
宝塚記念7着の後に右前浅屈腱炎を発症。03年9月に登録抹消し、静内・
ヤマダステーブルでの種牡馬入りが決まっていたが、故障の回復が順調だったため、オーナーサイドの意向で種牡馬入りせず、荒尾競馬で現役復帰した。前走は圧倒的1番人気(単勝110円)に支持されたが、勝ち馬から5馬身差の2着に敗れていた。通算成績23戦6勝(うち
JRA22戦6勝)。