12日、
名古屋競馬場で行われた
東海菊花賞(3歳上、ダート1900m・1着賞金400万円)は、
兒島真二騎手騎乗の4番人気でメンバー唯一の牝馬
レイナワルツ(牝4、愛知・
瀬戸口悟厩舎)が、中団追走から3角で外に持ち出すと、先に抜け出した2番人気
タカラアジュディを1馬身捕らえ快勝した。勝ちタイムは2分00秒6(不良)。さらに1.1/2馬身差の3着には、8番人気
ストロングライフが入り、1番人気に推された
マルブツワールドはさらに4馬身差の4着に敗れた。
勝った
レイナワルツは、
父ブラックタイアフェアー、
母レイナロバリー(
その父ジェイドロバリー)という血統。半姉に01年
紅梅S(OP)を制した
グランドレイナ(
父フジキセキ)、半妹には今年の
フローラS(G2)4着の
レイナシンフォニー(牝3、栗東・瀬戸口勉厩舎、
父ブライアンズタイム)がいる。03年1月に栗東・瀬戸口勉厩舎からデビューし、3戦目(京都・ダート1400m)で初勝利。
フィリーズレビュー(G2)で3着に入り
桜花賞(G1)に出走するも14着に敗れ、続く
フローラS(G2)でも13着に敗退した。その後も勝ち星を挙げられず、04年5月に瀬戸口勉調教師の弟である愛知・
瀬戸口悟厩舎に移籍。移籍後4勝目が重賞制覇となった。通算成績24戦6勝(
JRA16戦2勝)。