スマートフォン版へ

京阪杯、ダイワエルシエーロ逃げ切り

  • 2004年11月27日(土) 15時49分
 27日、京都競馬場で行われた京阪杯(G3・芝1800m)は、福永祐一騎手騎乗のダイワエルシエーロ(牝3、栗東・松田国英厩舎)が、スタート直後から先頭に立ち、直線半ばで後続を一気に突き放すと、後方待機策から追い込んだカンパニーに1.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分46秒3(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には中団追走のエアシェイディが入った。1番人気エリモマキシムは10着、2番人気タカラシャーディーは13着に敗れた。

 勝ったダイワエルシエーロは、父サンデーサイレンス、母が97年ファンタジーS(G3)を制し、98年桜花賞(G1)で2着に入ったロンドンブリッジ(その父ドクターデヴィアス)という血統。叔父に01年名古屋優駿(交流G3)を制したナリタオンザターフ(牡6、父アフリート)がいる。デビュー2戦目の紅梅S(OP)でスイープトウショウの2着に好走すると、続くクイーンC(G3)で重賞初制覇。桜花賞(G1)は大外18番枠からの発走で7着に敗れたが、オークス(G1)では2角から先頭に立つ積極的な競馬で逃げ切り、G1初制覇を飾った。秋初戦のローズS(G2)では1番人気に支持されたが7着に敗れ、さらに秋華賞(G1)に向けた調整中に体調を崩し、秋華賞エリザベス女王杯(共にG1)を回避していた。通算成績7戦4勝(重賞3勝)。牝馬の優勝は96年ダンスパートナー以来8年振りで、3歳牝馬の優勝となると、64年ヤマニンルビー、68年ヒロダイコクに続き、史上3頭目となる。

 鞍上の福永祐一騎手は、ラインクラフトで制したファンタジーS(G3)に続き、JRA重賞は今年6勝目。管理する松田国英調教師は、キングカメハメハで制した神戸新聞杯(G2)に続き、JRA重賞は今年7勝目。重賞7勝はキングカメハメハダイワエルシエーロの2頭で挙げている。福永祐一騎手、松田国英調教師ともに、同レース初制覇。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す