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エピファネイアが折り合い面の課題を無事クリア、いざ菊へ/神戸新聞杯

  • 2013年09月22日(日) 17時00分
 22日、阪神競馬場で「菊花賞トライアル」神戸新聞杯(3歳・GII・芝2400m)が行われ、皐月賞・ダービーでは2着が続いたエピファネイア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が単勝1.4倍と断然の1番人気に推された中、福永祐一騎手を背に秋の初戦を迎えた。

 レースでは、道中は大逃げの2頭から離れた中団グループを追走していたエピファネイアが、3〜4コーナーで外を回りながら絶好の手応えのままで進出を開始。直線の入り口で楽々と先頭へ並び掛けると残り250mで完全に抜け出し、後方待機策からゴール前で一気の追い込みで2着を確保した7番人気マジェスティハーツ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)に、最後は2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分24秒8(良)。

 さらに3/4馬身差の3着に、直線では内から脚を伸ばした2番人気サトノノブレス(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)が入り、上位の3頭は10月20日に行われる菊花賞(GI)への優先出走権を獲得した。

 4着は8番人気アクションスター(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、5着は6番人気タマモベストプレイ(牡3、栗東・南井克巳厩舎)が続いて、掲示板は確定した。なお、3番人気ラストインパクト(牡3、栗東・松田博資厩舎)は見せ場なく7着に終わった。

 勝ったエピファネイアは、父シンボリクリスエス母シーザリオその父スペシャルウィークという血統。皐月賞ロゴタイプは戦線離脱、日本ダービーキズナ凱旋門賞挑戦という状況下、ラスト1冠へ向けて俄然注目の集まる中で迎えた秋の始動戦。懸念された折り合い面での心配も殆ど覗かせることなく、勝負所から抜群の手応えで進出すると、直線に向いては他馬を子供扱いにする完勝で、大目標の菊花賞制覇がグッと近づく重賞2勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
エピファネイア(牡3)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・角居勝彦
父:シンボリクリスエス
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:7戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)

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