福島11Rの
七夕賞(3歳以上GIII・芝2000m)は2番人気
グランデッツァ(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒2(良)。1馬身1/4差の2着に8番人気
ステラウインド、さらに半馬身差の3着に16番人気
マデイラが入った。
グランデッツァは栗東・
平田修厩舎の6歳牡馬で、
父アグネスタキオン、
母マルバイユ(母の
父Marju)。通算成績は18戦5勝。
〜レース後のコメント〜
1着
グランデッツァ(
川田将雅騎手)
「無事に勝ててよかったです。落ち着いていましたし、そのぶんリズムよく、いい流れの中でいい位置で競馬ができました。福島にはなかなか来る機会がなく、こうしてたまに来ていい馬に乗せていただき、ありがたいです。スムーズな競馬でゴール前も余裕がありました。これからもいい走りを見せることができると思います」
(
平田修調教師)
「小回りは合っていると思っていました。今日は負けられない競馬でした。馬は若い頃と同じくらい元気がありました。2000mも少し不安がありましたが、大丈夫でした。秋の大目標はGIです。この馬でGIを獲りたいと思っています」
2着
ステラウインド(
蛯名正義騎手)
「うまいこといきました。
アルフレードなど、もう少し前が動いてくれればよかったです。自分から動いていくわけにはいきませんからね。ただ、直線では伸びていましたし、距離は2000mぐらいがいいのではないでしょうか」
3着
マデイラ(
大野拓弥騎手)
「状態がよさそうだと感じました。スタートから進んでいってくれて、うまく立ち回ることができました」
4着
メイショウナルト(
津村明秀騎手)
「後ろに気をつかっていたので、もう少し3コーナーから行ければよかったです。最後はもう1回盛り返していただけにもったいなかったです」
5着
アルフレード(
北村宏司騎手)
「後方一気ではどうかと思ったので、意識的に出していって、ある程度のポジションにつけようと思っていました。向正面では勝った馬を射程圏に入れましたが、コーナーリングで一緒に加速できませんでした。モタモタした分、置かれてしまい、最後も差が縮まりませんでした」
7着
トウケイヘイロー(
柴田善臣騎手)
「マイペースでうまく運ぶことができましたが、成績が悪かったです」
11着
フラアンジェリコ(
田辺裕信騎手)
「
福島記念のように最内をスルスルと......とはうまくいきませんね。二の脚がつかなかったので、ポジションは仕方がありませんでした。うまくさばけましたが、直線での反応はイマイチでした」
12着
レコンダイト(M.デムーロ騎手)
「スタートして、内の馬に寄られて、位置取りが悪くなってしまいました。向正面で追い上げましたが、小回りの2000mは向かないと思います。広いコースの方がいいでしょう」
ラジオNIKKEI