「2歳新馬」(中京5R・芝1600m)
好位から運んだ6番人気の
ラヴアンドポップ(牡、
父アドマイヤムーン、栗東・安田)が1分39秒7のタイムで重馬場のマイル戦で勝ち名乗り。勝負どころで逃げた11番人気ブリオ(6着)に、8番人気
エイシンディクティ(4着)が並び掛けると、直線は横に並んでの追い比べに。しぶとく脚を伸ばすラ
イバルとの攻防を馬の間を割って力強く伸びて制した。母の
ラヴィングプライドが02年にオーマール賞(仏GIII)を勝っている。首差の2着は1番人気の
ダノンレーザー、さらに首差の3着には3番人気の
ペガサスバローズが入った。
鮫島駿は「内を狙う作戦でした。パワーのいる馬場は合いますね」と道悪への適性を勝因に挙げる。安田師も「来週の予定だったが、パワーがあって道悪が合いそうなので今週使ったんです」と、してやったりの表情。次走は
札幌2歳S(9月5日・札幌、芝1800m)への参戦を視野に入れている。
提供:デイリースポーツ