サフィロスが、初の“直千”でスピード勝負に真っ向から挑む。今春は
ファルコンSからの始動を予定していたが、順調さを欠いて全休した。「その後はここを目標に切り替えました。ええ、入厩後はちゃんとケイコができていますよ」と三浦助手。約1か月にわたり入念に乗り込み、「体は成長分を含めて10キロ以上増えている。恥ずかしい競馬はしない体になっています。息もできているし、この距離で気を使うところは減るはず。どんな競馬になるか楽しみなんです」と手応え十分。デビュー前から厩舎内では「重賞を勝てる器」と言われていた素質馬。仮面を外し、その能力をフルに発揮する時が訪れた。
シンボリディスコは2走前の
駿風Sで2着に好走。まだ準オープンの身だが、高橋祥師は「直線競馬にメドが立っているし、どうしても勝てないメンバーではない」と格上挑戦を決めた。「きょう(火曜)は坂路を1本。順調に仕上がっている」と重賞でも上位争いを狙っている。
提供:デイリースポーツ