新潟11Rの
アイビスサマーダッシュ(3歳以上GIII・芝1000m)は1番人気
ベルカント(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは54秒1(良)。2馬身差の2着に9番人気
シンボリディスコ、さらにハナ差の3着に4番人気
アースソニックが入った。
ベルカントは栗東・
角田晃一厩舎の4歳牝馬で、
父サクラバクシンオー、
母セレブラール(母の
父ボストンハーバー)。通算成績は13戦4勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ベルカント(M.デムーロ騎手)
「とても嬉しいです。初めての(新潟の)ストレートの1000mでしたが、大好きです。日本ではこの鞍は少ないので、楽しみでした。調教師も
武豊騎手も『いつもいいスタートで、自分のペースだったら楽だ』と言っていました。いいスタートで、いいポジションにつけられました。いつも勝ちたいので、今後もがんばります」
(
角田晃一調教師)
「取消などいろいろありましたが、勝ててホッとしています。抜け出して、後ろから来られましたが、抜かされる感じはありませんでした。この距離で、これだけ差をつけられるとはびっくりです。2〜3歳時に活躍した頃に戻ったのではないでしょうか。今後は
北九州記念でサ
マースプリントチャンピオンを狙いたいです」
2着
シンボリディスコ(
田中勝春騎手)
「力をつけていて、楽についていきました。暑い時期は走るのかもしれません」
3着
アースソニック(
丸田恭介騎手)
「ブレーキを踏むところなく、スムーズに走ってくれました。よく伸びています」
4着
セイコーライコウ(
柴田善臣騎手)
「雰囲気はいつもと変わりませんでしたが、追走に精一杯でした」
5着
リトルゲルダ(
柴田大知騎手)
「ゲートで他馬に反応して出負けしました。さらに両側から挟まれてしまいました。斤量が昨年より2キロ増えていたのもこたえました。よくがんばってはいるのですが......」
9着
フレイムヘイロー(
西田雄一郎騎手)
「一生懸命走っています。カベを作れなくて脚をためられませんでした。仕切り直して、またがんばります」
11着
オースミイージー(
秋山真一郎騎手)
「1000mは初めてだったので、追走が大変でした。1200mぐらいがいいのかもしれません」
12着
サカジロロイヤル(
国分優作騎手)
「具合は前走よりいい感じでした。踏ん張れると思ったのですが、早めに追い出す形になり、最後は手応えがなくなりました」
14着
エーシントップ(
川須栄彦騎手)
「スッといけるスピードはありますが、コースへの適性がありませんでした。ほとんど脚をためられませんでした」
ラジオNIKKEI