休み明けを2度使われ、(9)(4)着と着実に調子を上げてきた
メイショウナルト。「
七夕賞は頑張った。追い切りで頭を上げずにいい感じだったから、それも良かったみたい」と武田師。前走後は昨年と同様、早めの小倉入り。1週前追い切りはダートで5F68秒4-12秒4(馬なり)をマークし、脚さばきにも切れが戻ってきた。「やはり夏場はいいのかな。今回も真面目に走るかどうかだけ」と指揮官が言うように、7〜9月は(4・4・1・4)と好成績を誇る夏馬。得意の季節を迎えて、そろそろ本領発揮だ。
昨夏の
新潟記念2着など、実力は引けを取らない
クランモンタナ。栗東坂路の1週前追い切りでは、一杯に追われて4F52秒4-12秒2を計時。「1週前の動きは良かった。夏負けの兆候は見られない」と音無師は出来の良さを強調する。ただ、良績は広いコースに集中。小回りでの競馬が続く点は大きな課題だ。「
七夕賞は最初の1コーナーまでが速かったこともあって、もくろみ通りに前へ行けなかった。忙しい流れは合わないみたいだから、小倉で自分の競馬ができるかどうか」。近走は不振が続くだけに、まずはきっかけをつかみたい。
提供:デイリースポーツ