今年5月に京都競馬場で行われた
天皇賞・春(GI)で4着と好走を見せた
トウショウナイト(牡4、美浦・保田一隆厩舎)が、き甲部分(馬の上背部の突起部)を骨折したことがわかった。全治にかかる期間は未定だが、年内の復帰を断念し休養に入る予定。
同馬は、
父ティンバーカントリー、
母ミッドナイトオアシス(
その父Java Gold)という血統。叔父には、
トップフライトH(米G1)勝ち馬のノーザネット
Northernetteを母に持ち、現在浦河・日高スタリオン
ステーションに種牡馬として繋養されている
ゼンノメイジン(
父Woodman)、近親には、大種牡馬ストームバード
Storm Bird、03年
かきつばた記念(交流GIII)など重賞・2勝を挙げた
ビワシンセイキ(
父フォーティナイナー)がいる。03年8月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げるも、その後は勝ち星には恵まれず、04年11月の3歳上500万下で2勝目。続く
テンポイントM(3歳上1000万下)、
迎春S(3歳上1600万下)を勝って3連勝でオープン入りし、重賞初挑戦となった
京都記念(GII)でも2着と好走している。その後、
日経賞(GII)2着、
天皇賞・春では勝った
スズカマンボ(牡4、栗東・橋田満厩舎)から0.2秒差の4着、
宝塚記念(GI)は6着だった。通算成績17戦4勝。