例年素質馬が揃う
札幌2歳S。今年も例年に引けを取らない素質馬が集まった。ここを勝って来年のクラシックへと飛躍していくのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■9/5(土)
札幌2歳S(2歳・GIII・札幌芝1800m)
ラヴアンドポップ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は新馬戦、
コスモス賞と2連勝。
アドマイヤムーン産駒にしては落ち着きがあり、馬体は無駄がなく研ぎ澄まされている。2戦ともに接戦をモノにしているように勝負強く、洋芝適性も高い。ここも上位争いに持ち込んでくるだろう。
アドマイヤエイカン(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)はボリューム感のある体つきで、大物感がある。新馬戦では早目に2番手の馬が被せにきたが、直線に向くと瞬時に突き放して快勝。強いレース内容だった。能力はここでもトップクラスだろう。
アラバスター(牡2、栗東・松田博資厩舎)は2010年の阪神JFを勝った
レーヴディソールの初仔。良血に恥じない勝ちっぷりで新馬戦を制した。ここでも当然期待がかかる。
その他、新馬戦を楽勝している
アフターダーク(牝2、栗東・
高橋義忠厩舎)・
プロフェット(牡2、栗東・
池江泰寿厩舎)、いい末脚を見せた
スパーキングジョイ(牡2、栗東・
藤岡健一厩舎)なども世代最初の中距離重賞制覇を狙う。発走は15時25分。