重賞で連続2着の
マジェスティハーツ。「前走(
関屋記念=2着)は逃げ馬をとらえ切れなかったけど、この馬の力は示せたと思う」と主戦の森。「ハミを替えた効果でもたれ癖がかなり解消されてきました。左回りで直線の長いコースはぴったり。二千の方が競馬もしやすいので楽しみ」と距離延長に自信を見せる。1週前追い切りは、栗東CWで5F73秒3-13秒9(馬なり)をマーク。間隔が詰まっているため軽めの内容だが、軽快な動きで状態面は良好。人馬そろっての重賞初Vへ、機は熟した。
小倉記念で4着と健闘した
クランモンタナ。「前走は展開が向いたね。道中をリズム良く運べたことで、最後はいい脚を使ってくれた」と音無師も久々の好走に笑顔を見せる。栗東坂路の1週前追い切りは4F53秒1-12秒8(一杯)。併せた2歳馬に劣勢だったが、いつも調教では地味なタイプ。気配は変わらず良好だ。「今回は上がりの速い新潟コースが舞台。勝ち負けするには、ある程度の位置で流れに乗れないと厳しいだろうね」。昨年は、のちに重賞を連勝する
ラストインパクトを抑えての2着。本来は広いコースが得意なだけに期待は膨らむ。
提供:デイリースポーツ