2歳チャンピオンが復活の時を迎えた。
アルフレードは今季、重賞で(2)(3)(5)着と好走。前走の
七夕賞は小回りを意識した競馬で伸びを欠いたものの、しっかりと掲示板を確保。復調ムードは明らかだ。1週前追い切りは美浦Wで6F78秒4-12秒7(馬なり)。馬なりのまま
アジアエクスプレス(古馬OP)を圧倒する出色の内容で時計、動きともに文句のつけようがない。「いい併せ馬ができた。間違いなく体調はいい。今回は折り合いに専念する形かもしれないが、新潟は歓迎。直線で外に出して追い込みたい」と手塚師も出来の良さを確認。11年暮れの
朝日杯FS以来の勝利は、もう目の前だ。
パッションダンスは一昨年の
新潟大賞典で重賞初制覇。以後、馬券圏内には入れていないが、重賞で小差の競馬が続く。「年齢的に上積みは望めないが、前走後も好調をキープ。叩き2走目で息の入りは違ってくると思う」と平間助手。1週前追い切りは栗東坂路で4F54秒7-12秒6(一杯)。
リラックスした走りで、急仕上げ気味だった前走から確実に上昇している。「コースや距離を問わず、どんな条件でも自分の競馬ができる馬。うまく流れが向けばチャンスはある」。
小倉記念は最内枠で窮屈な競馬を強いられただけに、広い新潟で巻き返しを狙う。
提供:デイリースポーツ