6日、
JRAは藤田伸二騎手(栗東・フリー)が騎手免許の取消願を提出したと発表した。
同騎手は1991年に栗東・境直行厩舎所属としてデビューし、翌92年の
エリザベス女王杯(
タケノベルベット)で早くもGIを制覇。96年には
フサイチコンコルドで
日本ダービーを制し、史上2番目の若さでダービージョッキーとなった。
通算勝利は歴代8位(現役5位)の1918勝。重賞は93勝(うちGIは17勝)で、
中央競馬全10場重賞制覇、史上唯一となる2度の特別模範騎手賞受賞(フェアプレー賞も19回で史上最多)などの記録も残している。6日札幌の第7レース(
イキオイで10着)が現役最後のレースとなった。