13日、02年名古屋GP(交流GII)を制した
アッパレアッパレ(牡6、栗東・田中章博厩舎)が、12日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することがわかった。今後は乗馬になる予定。
アッパレアッパレは、
父バブルガムフェロー、母が95年京都牝馬特別(GIII)3着のガイドブック(
その父ラグビーボール)という血統。近親には、90年
根岸S(GIII)を制した
エーコートランス(
父トランスアランティック)がいる。01年にデビューし、4戦目で初勝利。続く3歳500万下も勝利し、
毎日杯(GIII)に挑むも9着に敗れている。その後、ダート路線に目標を絞り、02年11月の花園S(1600万下)、春待月S(OP)を連勝して迎えた名古屋GP(交流GII)を1番人気に応えて重賞初制覇。GI初挑戦となった
川崎記念(交流GI)は4着に敗れるも、ダート長距離レースでは安定した成績を残していた。03年
オグリキャップ記念(交流GII、ダート2500m)3着後、長期休養に入っていたが、05年
マリーンS(OP)で戦列復帰。復帰後は10、12着と精彩を欠いており、今月4日に行われた
白山大賞典(交流GIII-10着)が現役最後のレースとなった。通算成績19戦6勝(重賞1勝)。