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アクティブミノルが逃げ切りV、北出師「次もハナにこだわって」/セントウルS

デイリースポーツ
  • 2015年09月14日(月) 17時00分
 サマースプリントシリーズ最終戦「第29回セントウルS・GII」(芝1200m)は13日、阪神11Rに16頭で争われ、10番人気の3歳馬アクティブミノル(栗東・北出)が、歴戦の古馬相手に逃げ切って、昨年の函館2歳S以来、2つ目の重賞タイトルを獲得。スプリンターズS(10月4日・中山、芝1200m)の優先出走権も手にした。ロケットスタートを決めてそのまま先手を奪取。マイペースに持ち込むと、直線に入っても二枚腰を発揮。坂を上がっても粘りに粘って、ゴール前で強襲してきた1番人気ウリウリ(2着)の追撃を鼻差しのいだ。勝ちタイムは1分7秒8。2着から首差の3着には5番人気のバーバラが入線。なお、2番人気のハクサンムーンは2番手から運んだが、直線で伸びを欠き8着に終わった。

 イキのいい3歳馬をVへと導いた藤岡康は「スタートが決まって、(理想である)ハナを奪えたことが大きい。楽に行かせてもらえたので、脚色が鈍ることなく、最後まで踏ん張ってくれました」と笑顔。この勝利で芝6Fは重賞2勝を含めて3戦3勝と負け知らず。「千二だと強いということを証明できた。これから、もっともっと力をつけてくれると思います」とさらなる飛躍を約束した。

 復帰戦へ向けて3週連続で駐立練習を施したという北出師は「前回よりも落ち着きがあった。ゲートを普通に切ったらポンと出ると思っていた」としてやったりの表情。前後半の3Fが34秒0-33秒8での逃げ切りVに「楽なペースだったし、脚がたまっているなと思った。最後は何とかしのいでくれたね」と満足げにうなずいた。

 勢いに乗って、次戦はスプリンターズSに挑戦。藤岡康がビッグアーサーでの参戦を予定しているため、現時点で鞍上は未定だが「テンションを上げないように調整したい。次もハナにこだわって。ゲートの速さが持ち味だから」と早々と逃げ宣言。若々しい走りで、GIでもアッと言わせてみせる。

提供:デイリースポーツ

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