15日、京都競馬場で行われた
デイリー杯2歳S(GII・芝1600m)は、
福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)
マルカシェンク(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、道中は中団の内を追走し直線外に出すと、先に先頭に立った3番人気
ダイアモンドヘッドを一気に交わし、2馬身抜け出して快勝した。勝ちタイム1分37秒2(稍重)。さらにクビ差の3着には、後方から差を詰めた4番人気
スーパーホーネットが入った。
勝った
マルカシェンクは、
父サンデーサイレンス、母は伊1000ギニー(伊G2)の勝ち馬
シェンク(
その父Zafonic)という血統。デビュー戦(阪神・芝2000m)は、やや出遅れながらも徐々に進出し、単勝110円という断然の人気に応え3馬身差で完勝していた。通算成績2戦2勝。
鞍上の
福永祐一騎手は、03年
メイショウボーラーに続きこのレース2勝目。管理する瀬戸口勉調教師は同レース初制覇。
JRA重賞は、
福永祐一騎手が今年9月に
ワンモアチャッターで勝利した朝日
チャレンジC(GIII)以来、今年13勝目、通算では48勝目。瀬戸口勉調教師は、今年5月に
ラインクラフトで制した
NHKマイルC(GI)以来、今年4勝目、通算46勝目となった。v