24日、東京競馬場で
富士S(3歳上・GIII・芝1600m)が行われ、スタート後に少し遅れて後方からの競馬となった
蛯名正義騎手騎乗の4番人気
ダノンプラチナ(牡3、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして各馬を交わし、最後は中団追走から伸びた1番人気
サトノアラジン(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)との競り合いを制して、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒7(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気
ロゴタイプ(牡5、美浦・
田中剛厩舎)が入った。なお、2番人気
フルーキー(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)は5着に終わった。
勝った
ダノンプラチナは、
父ディープインパクト、
母バディーラ、
その父Unbridled's
Songという血統。春シーズンには勝ち星を挙げられなかった2歳王者が、無敗のマイル戦で見事強豪古馬を下し復活を果たした。また、本馬はこの勝利で11月22日に京都競馬場で行われる
マイルチャンピオンシップの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ダノンプラチナ(牡3)
騎手:
蛯名正義厩舎:美浦・
国枝栄父:ディープインパクト母:バディーラ母父:Unbridled's
Song馬主:ダ
ノックス
生産者:千代田牧場
通算成績:7戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:14年
朝日杯FS(GI)