スマートフォン版へ

ラブリーデイはジャパンCへ、池江師「強いところを見せたい」/天皇賞・秋

デイリースポーツ
  • 2015年11月02日(月) 12時00分
 伝統の一戦「第152回天皇賞・秋・GI」(芝2000m)は1日、東京11Rに18頭で争われ、1番人気のラブリーデイ(栗東・池江)が、1分58秒4のタイムでV。春の勢いそのままに、4連勝で2つ目のGIタイトルを手に入れた。10番人気ステファノスが半馬身差の2着、さらに3/4馬身差の3着は6番人気のイスラボニータが入った。

 勝利が見えたのは直線半ば。エイシンヒカリの直後でチャンスをじっと待った。「4角で手応えが良過ぎたので、まだ追っては駄目だと自分に言い聞かせていました」と浜中。満を持してスパートし、一瞬の切れ脚で馬群から2馬身ほど突き抜ける。「後続馬が詰めて来たのも分かっていた。持ってくれと思って追っていました」。鞍上の叱咤に応えて、後続を完封して見せた。

 急きょの乗り代わりで回ってきたチャンス。騎乗予定だった川田から馬の癖についてアドバイスを請い、この日もパドックへ向かう直前、川田と話した。「返し馬から、どうすべきなのか。どんな馬なのか、細かくアドバイスをもらいました。参考にしながら乗って、助かりました」。スローペースのため向正面では掛かりかけた。何とかなだめられたのは先輩の金言のおかげだった。

 ラブリーデイ宝塚記念に続いて2度目のGI制覇、今年、重賞6勝目となった。輝かしい勝利を積み重ねる天皇賞馬が次に向かうレースはジャパンC(29日・東京、芝2400m=鞍上は未定)と決まっている。

 今の気持ちを「ラブリーです」と表した池江師。「まだ先もあるのでそんなに仕上げていなかったが、秋2戦目としては十分な状態でした。年度代表馬? 考えずに1戦1戦、勝たせていくことを考えます。欧州には“今年、日本の馬は弱い”と、うわさされているようですから、強いところを見せたい」。さらなる上積みを加えてのジャパンC必勝を宣言した。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す