15日、京都競馬場で
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)が行われ、中団でレースを進めた
蛯名正義騎手騎乗の6番人気
マリアライト(牝4、美浦・
久保田貴士厩舎)が、直線で先行各馬を交わして先頭に立ち、ゴール前で猛追した1番人気
ヌーヴォレコルト(牝4、美浦・
斎藤誠厩舎)・4番人気
タッチングスピーチ(牝3、栗東・石坂正厩舎)らをわずかに退け優勝した。勝ちタイムは2分14秒9(稍重)。
2着はクビ差で
ヌーヴォレコルト、3着はさらにハナ差で
タッチングスピーチとなった。なお、3番人気
ルージュバック(牝3、美浦・
大竹正博厩舎)は4着、2番人気
ラキシス(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)は11着に終わった。
勝った
マリアライトは、
父ディープインパクト、
母クリソプレーズ、
その父エルコンドルパサーという血統。初めての重賞制覇を見事この大舞台で果たした。また、鞍上の
蛯名正義騎手はこの勝利で
JRAの牝馬限定GI全制覇を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
マリアライト(牝4)
騎手:
蛯名正義厩舎:美浦・
久保田貴士父:ディープインパクト母:クリソプレーズ母父:エルコンドルパサー馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:13戦5勝(重賞1勝)
【
蛯名正義騎手のコメント】
本当に嬉しいです。道中は凄く
リラックスして走っていていい感じでした。後ろに強い馬がいたので、待って追っても負けちゃうかなと思って自分から動いていきました。(直線では)横に(後続の)鼻面が見えていたのでなんとか凌いでくれと思いながら追っていました。大事に使ってきた馬なので、これからまだ良くなってくれると思います。