新たな2歳女王候補の誕生だ。京都9R・秋明菊賞(芝1400m)は1番人気の
アットザシーサイド(栗東・浅見)が1分22秒6のタイムで差し切り勝ち。初戦と同様にやや出遅れ気味のスタートとなったが、慌てることなく後方で脚を温存。直線は馬群を縫うように伸びて、力の違いを見せつけた。2馬身差の2着は逃げて踏ん張った5番人気の
ウインオスカー、さらに1馬身差の3着には4番人気の
マディディが入った。
ルメールは「スタート後に物見をしたので後ろからになったが、いい瞬発力を持っていますね」と素材の良さを絶賛。これが
JRA通算500勝となった浅見師は「ジョッキーがうまく乗ってくれた」と冷静な騎乗をたたえた。阪神JF(12月13日・阪神、芝1600m)を視野に調整される。
提供:デイリースポーツ