牝馬2冠の
ミッキークイーンの1週前追い切りは浜中を背に栗東CWで6F85秒8-12秒0(馬なり)。併走馬を0秒6追走して0秒1先着。キビキビとしたフットワークで、最後まで余力十分の動き。気合乗りが良く、馬体の張りも上々だ。そして、月曜朝は栗東坂路で軽めの調整。4F71秒5で気持ち良さそうに駆け上がった。兼武助手は「順調ですね。使っていますし、体もできています。以前と食べる量は変わりませんが、食べて実になってきましたね」と好感触を伝える。
古馬、一線級牡馬とは初対戦となるが「東京2400mは最大限に力の出せるコースだと思っています。(斤量)53キロですし、頑張ってほしいですね」と期待を込めた。
思い出の舞台で復活なるか-。昨年のダービー馬
ワンアンドオンリーが巻き返しに燃えている。1週前追い切りは栗東坂路で4F55秒4-13秒2(馬なり)。併せ馬で併入した。秋初戦の
京都大賞典は6着。
天皇賞・秋では16着に終わったが、使われて動きに素軽さが出てきた印象。橋口弘師も「前走後は疲れがあったけど、その後は予定通りに来ているし、1週前もこの馬なりの動きをしていた」と攻め内容を評価する。近年の
ジャパンCでは11年
ブエナビスタ、13年
ジェンティルドンナ、14年
エピファネイアと、その年勝ち星を挙げていないGI馬が復活しているだけに、その底力には注意が必要だ。
提供:デイリースポーツ