土曜日に京都競馬場で行われる京都2歳S(GIII・芝2000m)に、ケルフロイデ(牡2・美浦・加藤征弘)とリスペクトアース(牡2・美浦・小笠倫弘)の2頭が出走する。追い切り後に各調教師に話を聞いた。

ケルフロイデについて、加藤調教師。
「前走(きんもくせい特別・500万下・1着)後も、順調に来ています。先週長めからやって息を整えました。今日は実質半マイルくらいで、終いはシャープに伸ばしていつも通りの調教メニューでした。追い切りの動きも問題なく、不安はありません。京都への輸送になりますが、新潟、福島で輸送は経験していますし、コーナーが4つという今回と似たコース形態も経験していますので、特に心配はしていません。少し荒れてきた馬場も良いと思います」

リスペクトアースについて、小笠調教師。
「先週やっていますし、今週は輸送もあるのでオーバーワークにならないようにしました。動いてしまう馬なので、無理をしないようにやりましたが、丁度良い感じだと思います。不器用なタイプではないので、京都コースも対応してくれるでしょう。距離は2000mくらいあった方が良いでしょうね。長距離輸送は初めてなので何とも言えないですが、大丈夫だと思います。今回は試金石の一戦でしょう」
(取材・写真：佐々木祥恵)