夏を境に力をつけてきた
サウンドトゥルーの1週前追い切りは、美浦Wで5F69秒2-12秒9(一杯)。
金鯱賞に出走予定の
マイネルフロストと併せてわずかに遅れたが、この馬なりには動けており、出来はキープ。高木師も「馬場が悪かったし、使ってきているのであれで十分」と納得の表情を見せた。「前走(
JBCクラシック=2着)はもっと速いペースになってほしかったけど、ラストは脚を使っている。中京は前が止まらない傾向なのでペースが流れてくれればいいね」と厳しい流れになれば出番は十分。大一番で再び2強に割って入るか注目だ。
ダノンリバティはダート転向後(2)(1)(2)(6)着。前走の
みやこSは1番人気を裏切ったが、「展開が厳しかった。あのペースでは最後まで息が持たないよね。ただ、力負けだとは思っていないし、ここでどこまでやれるか楽しみ」と音無師は前を向く。1週前追い切りは栗東坂路で4F52秒6-13秒1(馬なり)。相変わらずフットワークは力強く、時計も上々で出来は高いレベルで安定している。「賞金的に厳しいと思っていたので、まずは出走できて良かった」。まだまだ伸び盛りの3歳馬。評価はやや下がったものの、軽視するのは禁物だ。
提供:デイリースポーツ