4連勝中の
ノンコノユメが06年
アロンダイト以来の3歳馬による優勝を狙う。デビュー当初は背腰が弱く、成績は安定しなかったが、体質が強化されたことで力を出せるようになった。加藤征師は「一戦ごとに成長している」と目を細める。前走の
武蔵野Sは初の古馬相手で斤量58キロを背負いながらも、メンバー最速の上がり3Fをマークして差し切った。「最後はいい脚を使ってくれた」とレースぶりを評価。この中間は目立った時計こそ出していないものの、順調に乗り込みを消化し、とにかく元気いっぱいな姿が目につく。新王者誕生に期待は十分だ。
みやこSで3着と古豪健在をアピールした
ローマンレジェンド。「休み明けの前走は、いつもより仕上げて臨んだ。使ってからへこたれるか、上向くか、そこが賭けだったが、いい感じで上向いてくれた」と藤原英師は叩き2戦目での上積みを示唆。栗東CWで岩田を背に行われた1週前追い切りは、5F66秒1-11秒8(G一杯)のタイムで併走馬を1秒9追走して0秒4先着。活気が増してきており、状態は確実にアップしている。「1週前の動きも合格点を与えられるし、だいぶ完成されてきたね」。昨年は小差の3着に敗れただけに、今年こその期待がかかる。
提供:デイリースポーツ