デビューからG1・12勝を含め22連勝中、短距離界で無敵を誇るオーストラリアの女傑ブラックキャビア(牝6歳、ムーディー厩舎)の引退後の交配相手に、英チャンピオンSで無傷の14連勝を達成して引退したフランケル(牡4歳、英セシル厩舎)が浮上している。
英メディアによると、ブラックキャビアを共同所有しているウェレット氏が「フランケルは世界で最高の馬ですので、相手に考えています」と語った。
ブラックキャビアの22勝はすべて1400メートル以下で、フランケルも14勝中12勝がマイル以下。ブラックキャビアは6月の英ダイヤモンドジュビリーSを勝ったあと現役続行を発表しているが、実現すれば無敗の快速馬2頭による夢の配合となる。なお、フランケルはイギリスのバンステッドマナースタッドでの種牡馬入りが決まっている。
【補足】
このニュースはスポーティングライフ、スカイスポーツなど複数のメディアで報道されてますね。もっとも、英文のほうには「諸条件をクリアできれば」という旨のコメントもあるので、現状では「実現できたらすごいね」レベルにとらえたほうがいいかも。
ブラックキャビアは春シーズンは全休して秋に備えるっぽいので、少なくともフランケルの北半球での初年度種付には間に合わない可能性が高いですね。花嫁を選べる立場のフランケルがシャトルで南半球に行くとは、よほど戦略的要素がなければ現実味がないですし。
- ネタ元のURL
- http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20121023-OHT1T00177.htm