13日、京都競馬場で行われた10R・ドン
カスターC(3歳上1000万下、芝1800m)は、
武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)
サムライハート(牡3、栗東・伊藤雄二厩舎)が、好位追走から直線抜け出すと、2番人気
シンメイセレリティの追撃をアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分46秒3(良)。なお、同レースで
JRA最多出走記録を更新した
ハートランドヒリュ(牡9、栗東・清水久雄厩舎)は、最後方追走し13着に終わった。
勝った
サムライハートは、
父サンデーサイレンス、母が96年
オークス、97年
天皇賞・秋(GI)を制した
エアグルーヴ(
その父トニービン)という血統。全姉に、03、04年
エリザベス女王杯(GI)を連覇している
アドマイヤグルーヴ(牝5、栗東・橋田満厩舎)、現6戦3勝の
イントゥザグルーヴ(牝4、栗東・伊藤雄二厩舎、
父サンデーサイレンス)、従姉には99年
マイラーズC(GII)を制した
エガオヲミセテ(
父サンデーサイレンス)がいる。04年11月に京都競馬場で迎えたデビュー戦(芝2000m)を快勝。続く
エリカ賞(2歳500万下、芝2000m)では、単勝110円の圧倒的1番人気に支持されるも5着に敗退。レース後右トウ骨を骨折していたことが判明し休養。前走、約10ヶ月ぶりの復帰戦を見事勝利で飾っていた。通算成績4戦3勝。