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混戦ムード漂う2歳女王決定戦/阪神JFの見どころ

  • 2015年12月07日(月) 12時01分
 今年の阪神ジュベナイルフィリーズは混戦模様。レースの印象ではアットザシーサイドがリードしているように見えるが、他馬も良くなっていて、それほど大きな差はなさそう。このレースを勝って2歳女王に輝くのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/13(日) 阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・阪神芝1600m)

 メジャーエンブレム(牝2、美浦・田村康仁厩舎)はデビューからの2戦が好位から押し切る強い勝ち方。前走のアルテミスSでは離れた大外からデンコウアンジュの強襲にあい、重賞制覇を逃したが、現時点での世代上位の力は見せた。ここでも上位争いに持ち込んでくるはず。

 アットザシーサイド(牝2、栗東・浅見秀一厩舎)はデビューから2連勝。前走の秋名菊賞では馬体重が10キロ減っていてギリギリの体つきに見えたが、レースでは直線で追い出しを待つほどの手応えで、結果その通りに楽勝し能力の高さを見せつけた。これ以上体重が減ると心配だが、その辺りをクリアできればここに入っても勝ち負けに持ち込めそうだ。

 キャンディバローズ(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)はデビュー戦こそ落としたが、その後2連勝でファンタジーSを制覇。ソエの影響があったように見えたが、勝ち切って見せる辺り能力は高い。今回は相手強化、距離延長と課題が残るが、それをはね返すだけのポテンシャルも持っていそうだ。

 デンコウアンジュ(牝2、栗東・荒川義之厩舎)は新馬戦こそ伸び切れず5着に敗れたが、2戦目の未勝利を勝ち、続くアルテミスSでは目の覚めるような末脚でメジャーエンブレムを差し切って重賞制覇を果たした。18キロの馬体重減だったが、細くは見せず、切れの生きる造りになっていたようだ。メイショウサムソン産駒で阪神コースの馬場にも負けることはなさそうで、ここでも大崩れすることは考えづらい。

 その他、距離が課題も前走からの上積みが大きそうなブランボヌール(牝2、栗東・中竹和也厩舎)、使いながら一戦ごとに力を付けているクロコスミア(牝2、栗東・西浦勝一厩舎)、ファンタジーSでは不発も前走で改めて力のあるところを見せたアドマイヤリード(牝2、栗東・松田博資厩舎)、牝馬同士なら見劣りしないペルソナリテ(牝2、美浦・相沢郁厩舎)辺りも好走圏内。発走は15時40分。

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