17日(日)に中山競馬場で行われる第56回
京成杯(GIII)に登録をしている
メートルダール(牡3、美浦・
戸田博文厩舎)について、斎藤吉則調教助手のコメントは以下の通り。
(前走の
葉牡丹賞1着を振り返って)
「スタートで少し寄られて、後ろからの競馬になりました。位置的にも追い込んで来ても厳しいかなと思ったのですが、最後はこちらが思っている以上に凄く良い脚を使ってくれました。強い競馬だったと思います。
まだ馬が子供っぽいところがあって、本当に良くなるのはずっと先だと思います。それでも一戦一戦馬が成長してくれて、良くなってきています。楽しみです」
(前走後の調整について)
「ここを目標にじっくり乗り込んできました。先週は、ジョッキーが(調教に)乗って、長めからしっかりと負荷をかけていたので、良い状態だと思います」
(最終追い切りについて)
「反応は良かったですし、抜け出してからも気を抜くところもなくて、良い追い切りだったと思います」
(今回のレースについて)
「(コースは)勝っているのでもちろんですが、一回経験しているのは有利かなと思います。やはり周りも素質馬がたくさんいるので、前走のように簡単に勝てる競馬にはならないと思います。
相手もかなり強化されますし、前走のような、後ろからの競馬だけでは少し厳しいとは思います。極端に前目とかではなくて、ある程度流れに乗って、その中で上手く脚を溜められればというところだと思います。レースは生き物なので、その時によってはいろいろ変わると思いますが、そういう競馬ができれば良いですね。
前走で距離がもつのも分かりましたし、長く良い脚を使うのが、この馬の長所だと思います。これが試金石というか、今後に向けていろいろ試されるレースだと思います。この馬自身もまだまだ成長すると思うので、応援よろしくお願いします」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI