オープン入り初戦で果敢に
ジャパンCに挑んだ
ショウナンバッハ。さすがに上位争いには加われなかったが、最速上がりで0秒5差まで追い上げて、トップクラスでも通用する脚力は示した。GI戦後だけに状態面がポイントになるが「レース後はそこまでダメージがなかった。その後は軽くリフレッシュ。疲れも取れて、前走以上の出来で臨めるね」と上原師は状態に太鼓判を押す。その言葉通りに、1週前は美浦Wで6F80秒3-13秒3(一杯)と長めから攻められる意欲的な追い切りを消化。自慢の末脚で重賞初Vを狙う。
上積みが見込める。前走の
中山金杯では好位から伸び切れず5着に終わった
ステラウインド。尾関師は「前走は上がって行くところで逆手前。そこで勝ち馬に一気に行かれた。少し重かった分もあるのかな」と敗因を分析する。出走間隔は詰まっているが、レース後10日となる15日には美浦Wで4F57秒8-13秒6(馬なり)をマーク。とにかく元気いっぱいだ。「中山芝2200mに変わるのはいいね。条件戦で強い勝ち方をしているコース」と舞台設定も好転。侮れない存在になりそうだ。