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重賞初Vのダンスディレクター、笹田師「直行か阪急杯を挟むか」/シルクロードS

デイリースポーツ
  • 2016年02月01日(月) 18時00分
 鮮やかな決め脚で惜敗続きにピリオド。「第21回シルクロードS・GIII」(芝1200m)は31日、京都11Rに16頭で争われ、好位を追走した2番人気のダンスディレクター(栗東・笹田)が果敢に逃げた5番人気のローレルベローチェ(2着)を直線でかわし、1馬身半差をつけてゴール。初の重賞タイトルを獲得した。タイムは1分7秒9。さらに1馬身半差の3着は11番人気のワキノブレイブ。なお、中団から運んだ1番人気のビッグアーサーは差を詰め切れず、5着に終わった。

「逃げ馬はいましたが、最後は安心して捕まえてくれるだろうと思っていました」と浜中は誇らしげにした。

 逃げるローレルベローチェの脚勢はなかなか衰えなかったが、直線で合図を飛ばすと反応良くスパート。並ぶ間もなく抜き去って力の違いを見せつけた。「この馬にしてはゲートを出たのが良かったですね。折り合いも問題なかった」と満足そう。近2走はCBC賞2着、阪神C2着と、もどかしい競馬が続いていただけに喜びもひとしおだ。「ようやくGIに進める。期待できると思う」と大舞台での走りに太鼓判を押す。

 今後は青写真通り高松宮記念(3月27日・中京、芝1200m)へ。「直行か阪急杯(2月28日・阪神、芝1400m)を挟むか、馬のテンションなどを考慮して」と笹田師。勲章を手にした6歳の新星が、意気揚々と桶狭間の決戦に向かう。

提供:デイリースポーツ

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