リベンジを誓う。2連勝中の
ロイカバードは、新馬戦で
サトノダイヤモンドに敗れて2着。3カ月の月日を経て再び相まみえる。
1週前追い切りは栗東CWで6F82秒9-12秒0(一杯)。馬場の大外を一直線に伸びた姿に「長めをやっているし、動きは良くなっている」と松永幹師は良化ぶりを強調。主戦の
武豊は「軽くていい走りをする。まだ不器用だけど、あの馬に合う乗り方をすればいい。こちらは一戦多く使っているからね」と反撃に力を込める。
13年当歳セレクトセールの2億4000万円(税抜き)で取引された高額馬。ラ
イバルに連敗を喫することは許されない。
初戦を鮮やかに逃げ切った
ロワアブソリュー。2馬身半突き放した2着馬が次走で勝ち上がったことが、レベルの高さを物語る。「いい雰囲気だね。目いっぱいの仕上げではなかったから、使った上積みもあるはず」と須貝師。栗東坂路の1週前追い切りでは、M・デムーロを背に4F52秒0-12秒8(G一杯)をマーク。
イモータル(3歳オープン)に半馬身遅れたものの、最後まで集中して走れていたことは評価できる。「心身ともにまだ子ども。初戦はスピードが違ったけど、大きな跳びをするし能力も高い。これから成長していけば」。少頭数に加えて、単騎で逃げられそうなメンバー構成。キャリア1戦でも軽視はできない。
提供:デイリースポーツ