トーセンスターダムにとって、この一戦は豪州遠征の壮行戦だ。「豪州で使うレースは具体的には決まっていませんが、この後は放牧に出してリフレッシュを図りながら調整していくことになっています」と池江師は説明。遠征に弾みをつけるためにも結果を出したいところだ。

　京都金杯は1番人気に推されながらも10着と大敗した。「出遅れが全て。ゲートの中で落ち着かないのは、いったん解消していたんだが、2走前からまたやるようになった」と分析する。

　これまでの反省を踏まえ、中間はゲート練習を入念に行った。「練習では落ち着いている。(京都)金杯が走っていないからダメージもないし、順調だよ」。3度目の重賞制覇を決めるべく着々と調整を積み重ねている。

提供：デイリースポーツ