東京新聞杯(GIII・芝1600m)に出走する
ダノンプラチナ(牡4・美浦・
国枝栄)と
マイネルアウラート(牡5・美浦・高橋裕)の追い切り後のコメント。
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ダノンプラチナについて、国枝調教師。
「前走の
香港マイル(GI・7着)は状態は良かったですが、スムーズにいかないところもあって、消化不良のレースでした。香港から帰国後は着地検疫のために牧場に出しました。トレセンに戻ってきてからも順調にきています。
間隔があきましたので、今日は併せ馬で長めから追い切りました。少し行きたがった面もあって、終いの動きが少し硬かったかなと思いますが、全体的には悪くなかったと思います。時期的なものもあって、体は少し立派ですね。東京のマイルは競馬がしやすいですし、この春は
安田記念(GI)が最大目標になると思いますので、良いスタートを切りたいですね」
追い切りに騎乗した
蛯名正義騎手。
「ここまで順調にはやってきています。ただまだ動きは少し重くて、ピリッとしない感じもありますね。今日は長めからある程度やっていますので、それで中身ができてくれればと思います。若干重めですけど、元々力はありますし、馬体は古馬らしくなってきて良くなりましたね」
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マイネルアウラートについて高橋調教師。
「今日は予定よりも時計が出ましたが、それだけ具合が良いのでしょう。昨年後半は中1週で使ったり、阪神に2回往復して、テンションが上がったところがありましたが、今回は落ち着いています。マイルまで守備範囲だと思いますので、距離は心配していません。前走の
阪神C(GII・9着)は
柴田大知騎手も乗れなかったですし、馬場状態も敗因の1つではないかと思います。今回はよくわかっている大知騎手に戻りますので、そのあたりにも期待しています」
(取材・写真:佐々木祥恵)