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【きさらぎ賞】栗東レポート〜レプランシュ

ラジオNIKKEI
  • 2016年02月03日(水) 18時46分
 祖母は4000メートルのGIカドラン賞を勝っているMercalleファビラスラフインなどと繋がる血統のレプランシュ。2ヶ月ぶりのレースは同じディープインパクト産駒の注目馬2頭との対戦となる。
 今朝はいつも通り馬場が開いてしばらくした7時に坂路コースを軽く駆け上がった後、10分少々して2回目の坂路入り。2頭併せる形で最後は楽に駆け抜けた。

 調教後の関係者へのインタビューの内容は以下の通り。

レプランシュ(高野友和調教師)

◎前回のシクラメン賞ではキッチリと前の馬を捉え切りましたね。
 瞬発力勝負はこの馬の形だと思うので着差はほんの少しでしたが直線では大外から届きそうだと見ることができるレースでした。キッチリ勝ち切ってくれたというのがこの馬の脚なのだということでしょうね。

◎その前のアイビーステークスは力を出し切れなかった形でしたが?
 あれは僕のミスですね。馬がまだ肉体的に許さない形なのに僕がジョッキーに中団ぐらいに付けて欲しいという強いオーダーを出しまして、馬と乗り手の指示がバラバラになってしまった形ですね。反省しました。

◎前回のような形が現状ではベストということになりますか?
 前回も作戦を決めたわけではないのですが、2戦目の反省を生かして馬のリズムに合わせてよろしくお願いしますという形で送り出しました。するとスタートをポンと出たので今後に向けていい材料ができたという感じですね。

◎その後2ヶ月経ちましたがいい面で変わってきた点はありますか?
 肉体的に傷めずに間隔を取っていますので常にフレッシュな状態でレースに臨めています。精神的にはもともとどっしりしている馬なので、どこが成長しているかというと難しいですが肉体的にフレッシュな感じは十分に出ています。

◎このレースを選択したポイントは何でしょうか?
 馬がまだ器用さに欠けるので広めのコースのコーナー4つのレースより2つのコーナーの方がレースはし易いのかなという点ですね。

◎今回は強いメンバーが顔を揃えましたね。
 重賞ですからどこに行っても強いメンバーというのは覚悟していますし、現状の馬の力量を測るにはうってつけのレースという認識ですね。

◎先週、今週と坂路での調整ですが?
 もともと調教ではそれほど目立って動く馬ではないですが、キッチリ負荷をかけられるような肉体をしていますから1週前には強い負荷をかけて調教ができて今週は負荷はかけるけれどもやり過ぎない形を意識しました。

◎今朝の調教のフィニッシュもふんわりした感じで、しかし抜かせないという形でしたね。
 そうなんですよ。レースで勝つ時も差を付けて勝つタイプではないですが調教でもそういうところがありまして。だから併せ馬での調教を続けているということですね。

◎今回は強い馬と対戦してレースでどう出るかですね?
 これまでは全能力を発揮するまでに至っていないと思いますから、このレースは「世の中甘くないな」と馬が思うレースになるかもしれませんが(笑)、目一杯走れるいいメンバーだと思います。

◎今回はいろんなことを経験できるレースになりそうですね。
 頭数が多くなくレースがし易い中で馬の力量を測るにはうってつけのレースになると思っています。成長はゆっくりめで本当に良くなるのはもっと先だと思うのですが、現状は健康ですし本当に今の馬の力を測る(レース)ということでしょうか。


(取材:佐藤泉)

ラジオNIKKEI

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