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木之前葵騎手「ひとつでも多く勝ちたいです」/NARグランプリ2015

  • 2016年02月04日(木) 19時45分
 4日、都内にて『NARグランプリ2015』の表彰式が開催され、優秀女性騎手賞を受賞した木之前葵騎手別府真衣騎手や最優秀勝率騎手賞とベストフェアプレイ賞を受賞した山口勲騎手らが表彰された。

 優秀女性騎手賞は5月にイギリスで行われた『レディースワールドチャンピオンシップ』において海外初騎乗を初勝利で飾った木之前葵騎手(愛知)と、女性騎手トップの71勝を挙げた別府真衣騎手(高知)が受賞。

木之前葵騎手(愛知)
「初めてこういう賞をいただいてとてもうれしいです。デビューした頃は右も左もわからず、先輩たちに教えてもらいながら乗っていました。次の年も、まだまだわからないことも多くて、泣きながら乗ってましたね。(海外初勝利について)日本で乗っているのと同じ形をした馬だ、と自分に言い聞かせて、リラックスして乗れました。勝つことができて、すごく貴重な経験です。最近は馬上での余裕が出てきたので、これからは相手や、本命馬の動きをよく見て、ひとつでも多く勝ちたいです」

別府真衣騎手(高知)
「去年獲れなかったので、今年選んでいただけてうれしいです。去年は自分らしく乗れた一年でした。海外に行かせてもらった経験が活かせてきていると思います。尊敬しているとは宮下瞳さん(元騎手)に追いつけるように頑張りたいです。今年の目標は怪我なく、ひとつでも多く勝てるようにしたいです」

 33.3%の勝率で最優秀勝率騎手賞とベストフェアプレイ賞を受賞したのは山口勲騎手(佐賀)。
「去年もいい結果を残せて、その数字が自分の励みになっています。同時にフェアプレイ賞を獲れたことは、自分にとってもうれしいことです。今年もひとつひとつを大事に、勝率はもちろん、制裁もなしでいきたいです」

 昨年地方競馬通算3000勝を挙げ特別賞を受賞した安部幸夫騎手(愛知)。
「3000勝した時は気がつかなくて、レースからあがってきて教えてもらいました。思い出の勝利は、4年目の頃にハヤブサモンで勝った(1990年の)名古屋大賞典です。すごく印象に残っています。今年は名古屋、笠松と毎日競馬に乗り、リーディングを獲るつもりで頑張ります」

 優秀新人騎手賞はデビュー2年目となった昨年、52勝をあげ金沢リーディング6位の活躍を見せた中島龍也騎手(金沢)が受賞。
「デビューした2014年にこの賞を狙っていたのですが、先輩に取られてしまい、2年目まではチャンスがあるので、前の年以上の成績をあげようと頑張りました。これからの目標は、大きなところではリーディングを狙いたいですが、小さなことからコツコツ頑張って、地元金沢の皆さんに認めてもらえるようになりたいです」

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