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【クイーンC】美浦レポート〜メジャーエンブレム

ラジオNIKKEI
  • 2016年02月10日(水) 16時35分
13日(土)に東京競馬場で行われる第51回クイーンカップ(GIII)に登録をしているメジャーエンブレム(牝3、美浦・田村康仁厩舎)について、田村康仁調教師のコメントは以下の通り。

(前走の阪神JFを振り返って)
「厩舎の期待が非常に高い馬で、入厩当初から能力があるぞと思っていました。去年は期待通りの成績を収めてくれて、良かったです」

(クイーンカップを選んだ理由は?)
「この馬は割りと競馬を使って一回楽をさせて、その後また厩舎に戻してきてという形を4戦続けてきて、結果も出ています。そういうことで、今回はこのレースでまた少し間隔を空けて本番というふうにしたいと思いました」

(前走後の調整について)
「予定通り、いつもと同じように、去年ノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。だいたい3週間ぐらい前に戻していただく形を取っていますので、いつもと同じ形で戻していただいて、今週を迎えました」

(調教の過程について)
「厩舎に帰ってきてから、最初は坂路で足慣らしをしました。ジュヴェナイルフィリーズで調整した時と同じようなやり方で、先週はウッドチップコースで5ハロンから時計を出しました。また今週も同じやり方で調整しました。
競馬だということを馬も分かってきているような気がするのですが、精神的に非常に落ち着いていますし、騎乗者の命令にきちんと従うだけの集中力と、またその命令に正確に応える形での追い切りができました。今日は問題なく終わったと思っています。
非常に成長していますので、どんどん体が立派になっています。何も不安材料はありません。良い形ではないでしょうか」

(今回のレースに向けて)
アルテミスステークスの時には自信があったのですが、皆さんに迷惑をかけました。今回は同じ失敗をしないようにして、良い形でフィニッシュをして、本番に臨んでいきたいです。
 ルメール騎手があの馬をよく理解してくれているので、彼にお任せします。ただ、厩舎としては、だんだんとレースの格が大きくなってきて、手強くなってきますので、その時にどのような形になってもルメール騎手の命令に従えるように、いろいろなことを教えてまいりました。抑えてもきちんと騎手の命令に従えますし、行けと言った時は行けますので、そういう点ではどういう乗り方をしてもらっても大丈夫なようにここまで来たと思います。
 昨年は皆さんに応援していただきまして、ありがとうございました。今年の初戦は東京競馬場で走ることになります。一生懸命仕上げましたので、皆さんの前で良い形でパドックを周回できると思います。どうぞ皆さん応援して下さい。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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