今年で50回目を迎える
小倉大賞典。過去10年で1番人気が勝利したのは一度だけ(2014年
ラストインパクト)というハンデ戦らしいレースで、今年も難解なメンバー構成となった。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/21(日)
小倉大賞典(4歳上・GIII・小倉芝1800m)
マイネルフロスト(牡5、美浦・
高木登厩舎)は
金鯱賞4着、
中山金杯2着、
AJCC4着と昨年末から大崩れなく走っている。ここに入れば力上位で、2014年
毎日杯以来の重賞制覇のチャンスは十分。史上4人目の
JRA全10場重賞制覇がかかる
蛯名正義騎手にも注目したい。
ダコール(牡8、栗東・
中竹和也厩舎)は前走の
日経新春杯で4着。休み明けで馬体重はプラス22キロ、さらに58キロのトップハンデも背負っていたが、果敢に先行して直線でもよく踏ん張っていた。
小倉大賞典では2013年2着、昨年3着と好走しており、今年も上位争いが期待される。
アルバートドック(牡4、栗東・松田博資厩舎)は前走のリゲルSで3着に敗れたが、先着したのは連勝中だった
ダッシングブレイズに重賞勝ち馬
グァンチャーレと、いずれも強力だった。素質はここでも引けを取らず、初めての小回りコースをこなせるようならチャンスは十分にあるだろう。
その他、距離短縮がプラスに向きそうな
ベルーフ(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、ここ3戦惨敗も実績は上の
レッドアリオン(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎)、一息入れた効果が見込めそうな
メドウラーク(牡5、栗東・橋田満厩舎)、除外対象も重賞勝ちの実績がある
ハギノハイブリッド(牡5、栗東・松田国英厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時20分。