6戦5勝とまだ底が割れていない
モーニンが、勢いに乗ってGIに挑戦する。1週前追い切りは
根岸Sを快勝した反動も見られず、栗東坂路を元気に登坂。4F55秒7-13秒8(馬なり)のタイムで馬体には締まりが出てきた。「変わらず順調ですよ。前走は休み明けとしては100点の状態だった。使って体つきがシャープになったし、今回の方がゲートの出もいいはず。マイルは長いとは思わないし、立ち回りひとつでしょう」と濱名助手。昨秋の
武蔵野Sでは
ノンコノユメの前に3着に敗れたが、当時より成長した今なら、逆転も夢ではない。
ロワジャルダンは昨秋の
みやこSで重賞初制覇。
チャンピオンズCでも4着と奮闘し、今後の飛躍が期待される一頭だ。美浦Wの1週前追い切りは、迫力あふれるフットワークで5F65秒9-14秒0(G強め)。直線半ばまで相手に合わせていたためしまいを要したものの、ここまでは至って順調にきている。「GIなので(1週前追い切りは)しっかりとやった。動きは良かったし、体調はいいね」と戸田師はご満悦。東京のマイル戦は初めてとなるが、「距離は問題ない。ワンターンの競馬が初めてになるので、そこが鍵になりそう。ただ、馬は充実しているので楽しみ」と調子の良さに期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ