伸び盛りの4歳馬
ノンコノユメ。前走の
チャンピオンズCは追い上げ及ばず2着に敗れたが、「囲まれて耳を立てていた。でも、その経験は必ず生きてくるはず」と加藤征師は前を向く。1週前は美浦Wでラストまでビッシリと攻められ、6F80秒7-13秒1(一杯)と好時計をマーク。「背中や腰に力がついてきたし、後ろだけ蹄鉄の減りが早くなっている」と今年に入ってさらにパワーアップした様子。4勝を挙げる好相性のコースで自慢の末脚がさく裂する。
東海Sを勝って重賞初制覇。初めてGIに駒を進める
アスカノロマン。1週前追い切りは栗東CWで6F83秒4-13秒1(馬なり)をマーク。キビキビとしたフットワークで、最後まで余力十分の走り。活気あふれる動きからも好調がうかがえる。「
東海Sは本当に具合が良かった。反動がどうかだけど、レース後も特にガタッとくるところもなく、いい意味で平行線だと思う。体重も安定しているし、ようやく馬がしっかりとしてきた感じですね」と佐藤厩務員。前回同様、すんなりと先行できれば侮れない。
提供:デイリースポーツ