デビューからダートで10戦して馬券圏内を外したのは15年
伏竜Sの7着のみ。
ホワイトフーガはどんな相手、展開になっても堅実な競馬をしてきた。「牝馬にしては根性があるし、牡馬が相手でも楽しみはある」と高木師は胸を張る。
JBCレディスクラシックでは次戦の
チャンピオンズCで牡馬を打ち破る
サンビスタに5馬身差をつけて圧勝した実績も見逃せない。
前走後はここを目標に調整。初のマイル戦にも「折り合った時はしっかりと脚を使ってくれる。その点、流れが速くなるマイルは合うと思う」とプラスに捉える。高木師と大野は14年
スプリンターズSを
スノードラゴンで制したのを皮切りに、昨年は
JBCレディスクラシックを
ホワイトフーガで、
東京大賞典を
サウンドトゥルーで制した。「馬への当たりが柔らかく、馬の力を引き出してくれる」と手腕を高く評価。勢いのある名コンビが史上初となる牝馬Vの快挙を決め、関西馬の16連勝を止める。
提供:デイリースポーツ