1番人気で3着に敗れた
東海Sからの巻き返しへ、
ロワジャルダンが美浦Wで躍動した。
エルインペレイター(6歳障害未勝利)を5Fで1秒3追走。ラスト1Fで合流すると、最後は半馬身先着し5F66秒9-38秒3-12秒3を記録した。「いい時計で、しまいもしっかり反応していた」と戸田師は動きに満足そう。「きっちりと仕上がった」と仕上がりの良さを強調した。ここにきて心身ともに成長。上昇カーブを描いている。「ケイコひとつを取っても、ウッドでは動けなかった馬が今は十分に動けている。昨春とは全然違う」。本格化した5歳馬が2度目のGI挑戦で頂点を目指す。
古豪が復活するか。
グレープブランデーは栗東坂路で4F52秒3-38秒3-12秒2。「指示通り。動きは良かった。しまいのメリハリをつけて、といった感じ」と安田師は納得の表情を見せる。13年の覇者。それ以来、3年間勝っていないが「メンバーは強いけどペースが速くなるのは歓迎」と前向きなら、
ヴェロンも「マイルでも日本のペースなら折り合える」と期待を込めた。
提供:デイリースポーツ