ハロー明けの美浦Wに登場した“関東のエース”
ノンコノユメは、
オーダードリブン(3歳未勝利)、
カハラブライド(3歳未勝利)と3頭併せを敢行した。僚馬の真ん中で軽快な脚さばきを見せると、最後はしっかり馬体を並べてゴール。5F69秒0-38秒9-13秒2を計時した。
攻め馬は動かないタイプだけに上々の動き。
チャンピオンズC以来の実戦となるが、臨戦態勢は整ったと判断していい。加藤征師は「いつもと変わらない仕上がり。この馬に対して、やれることはできた」と確かな手応えをつかんでいる。
前走は古馬の一線級を相手に存在感を示した。最内から鋭く追い込んで2着。「以前より後肢の蹴る力が強くなっている。普段のケイコでも背中を使って走れるようになった」とトレーナーは想像以上の成長曲線に目を細める。
5戦4勝と好相性を誇る東京は、自慢の瞬発力を最大限に生かせる舞台。「どんなペースになっても大丈夫。これ以上に適性のある競馬場はない」と力を込める。舞台は整った。全10戦中9戦で上がり最速をマーク“切れ者”が府中の長い直線で躍動する。
提供:デイリースポーツ